孔内傾斜計観測 2.観測深度の誤差を無くす

2020年09月16日

・プローブの下ろし方
・プローブを孔内の温度に馴染ませる

については、いい写真がないので後日記事にしますね

今日は

観測深度の誤差を無くす方法です

もっと簡単にいうと

毎回同じ深度にプローブを置く

という事です

『そんな事当たり前 マーキングあるから大丈夫』

とおっしゃる方も多いと思います

『じゃ、どうやってそれを第三者に説明しますか?』

と言われたら難しいと思います

私は誰が見ても納得する方法で
毎回同じ深度にプローブがくるようにしています

水糸です

傾斜計パイプがGLから50センチ
立ち上がっているとしたら

毎回水糸をホルダーにつけて
(写真をご覧になってください)

マーキングをそこに合わせます

毎回同じところにある水糸に
合わすわけですから

毎回のプローブの設置深度は
同じです

もし誤差が出るとしても
どのくらいいつもと差があるのか

見れば直ぐに分かります

一度水糸をつけて
測定をしてみてください

水糸のない深度の合わせ方は
毎回わずかに違っている

というのが理解できます

実は

『そのわずか』

を無くす事が一番大事な事なんです