孔内傾斜計観測 5.観測誤差をなくしましょう

2020年10月22日


・引き上げ時間、観測時間のインターバルを全深度同じにする

傾斜計観測の中で特に大切なのが今日の作業です

前回の記事の中で

孔底から3m間の値のメモと計算値を出しておく
時間にして15秒くらいと言う話をしました

実はこの15秒がとても大事です

孔底から3m間は引き上げ+メモ+計算で15秒かかったとしましょう

それ以浅はメモと計算がありません

ですから、インターバルが違ってくるんです

それは、実は値が少し違ってくると言うことに繋がります

もっと言うと、せっかくまっすぐに立ち上がってたグラフが
斜めに傾く時もあったりします

それを防止するにはどうすれば良いでしょうか?

そう

各深度の測定インターバルを同じにするんです

私の場合は

引き上げに5秒

10秒間合間を置いてリターンキーを押して確定

5秒で次の深度に引き上げて

10秒おいてリターン

それを繰り返すんです

全深度同じインターバルで観測をするんです

グラフが測定ごとに斜めに倒れたり一定しない

そんな方は、一度お試しください

値が安定してきて、同時にグラフも安定してきます