孔内傾斜計観測 6.観測誤差をなくしましょう

2020年10月22日

・保存データの確認はお忘れなく

プローブを反転してGL_0,5mまで観測を終えたら

ロガーに保存をされているか確認をしてくださいね

プローブを引き抜く際には

車輪を少し押し込んで、ケーシングパイプから抜きやすくしてから

出してください

これまで書いてきたような観測をすると

多分時間がかなりかかります

0,5mで15秒、反転して測るので

1深度30秒かかります

1mで1分必要になります

観測孔の深度が20mだとすると

観測だけで       20分
最初の温度馴染ませで  15分
反転して         5分
セッティング       5分

移動を含めると約1時間必要になります
(移動距離にもよりますが)

PCで処理をするから何とでもなる

と思ってらっしゃる方もいるみたいですが
元のデータがおかしい場合は何ともなりません

観測後の処理を効率よく済まそうと思うと

現場でしっかりとしたデータを採取するのが

一番効率が良いことを頭に入れておきましょうね